家では自分でトイレに行けるようになった娘が、幼稚園ではトイレに行くことができません。
朝から帰宅するまでずーっとトイレを我慢するので、たまに園でお漏らしします。
特に冬は汗をかかないので、年中(5歳)の冬は毎週のようにお漏らしをしていました。
そして、年長になってもなかなか改善されない。
園での性的な嫌がらせを疑いたくなったけど、そんなことはない様子だった。
家ではトイレに行けるのに、なぜ幼稚園ではトイレに行けなかったのか?
観察して気づいたことはとても簡単なことでした。
幼稚園でトイレに行けなかった理由
家では自分でトイレに行くのに、いまだに「トイレの本」をよく読んで予習している娘(笑)
”きっとトイレで何か分からないことがあるのだろう”と思い、手順を一つずつ分解していくと、実はたった一つだけ親が手伝っているところがあった。
それはトイレットペーパーを取って丸めるところ。
いつもトイレに行って用を足すと、「おかあさーん」と呼び、トイレットペーパーを取ってもらっていた。
どうやらここに問題があるようだ。
なぜ娘は自分でトイレットペーパーを取ろうとしないのか?
その理由はおそらく“親が紙をキレイに畳むところを見ていたから”だと仮説を立てました。
“あの畳み方を自分もできるのか”と不安になっているんだと考えたわけです。
その仮説を検証するために、
ある日から娘が”自分でもできそう”と感じるように実践してあげました、
- トイレットペーパーをガラガラ〜とだし
- グシャグシャ〜っと丸めて
- ポンポンポ〜ンと拭く
そのテキトーなやり方を見せてあげたら笑ってましたね!
“こんな(テキトー)で良いの?”
“これなら私にもできそう”
そう思ってくれたのかな?
なんとそれから1週間以内に自分でお股を拭くようになって、園でトイレができるようになりました。
やっぱりトイレットペーパーを丸める行為が、娘にとっては高い壁となっていたんですね。
大人の対応
お漏らしをしても決して怒らなかった園の先生と妻にはとても感謝しています。
お漏らしをして怒ったり、ガッカリしたところを見せてしまったら、娘はプレッシャーに感じてさらに追い込まれていたことでしょう。
- できないことを叱らない
- できるようになったことに着目してあげる
それだけで娘の自尊心は保たれたことでしょう。
園の先生方、どうもありがとうございました!
まとめ
年長にもなった娘が幼稚園でお漏らしをしてしまう理由は、自分でトイレットペーパーを丸めてお股を拭くことができるか不安を感じていたからでした。
その時の大人の対応は、
- プレッシャーを与えない
- 観察・仮説・検証
- 原因は親の几帳面さ
- テキトーを教えてあげる
それにしても普通なら自分でお股を拭くことができるかどうかより、お漏らしをしてしまう失敗の方が嫌だと思うんだけどな。。。
子供って謎ですね。
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