万年補欠の息子が超強豪チームの「セレクションを受けたい」と言い出した

所属しているサッカー少年団でも補欠の小4息子が、あるチームのセレクションを受けたい!と言ってきました。

しかも超強豪のチーム…
※募集はU-11(小5)のチーム

自チームでも補欠の息子の実力では、さすがに受かるのは難しいとは思うものの、セレクションを受けてみることに。

この記事では、セレクションを受けるまでの過程について紹介します。

目次

キッカケとなる出来事

セレクションを受けることになったのは、「家庭内の些細な会話」がキッカケでした。

近所の中学生でサッカー部に入部した子の話をしていた際に、急に息子が

中学では絶対に部活に入りたくない!

と言い出しました。

ジュニアユース年代の進路希望について息子から初めて聞いたので少し驚きましたが、どこまで考えられているのか確認してみることに。

中学ではクラブチームに入りたいってこと?

うん

クラブチームには誰でも入れるわけじゃないのは知ってる?

そうなの?

上手い子がスカウトされたり、セレクションに合格しないとクラブチームには入れないんだよ?

スカウトって何?

セレクションって何?

まだこんな状態で、よく理解していなかったようです。

自チームでもレギュラーになれない息子がどのようにクラブチームに入ろうとしているのか?

もし本当にクラブチームに入りたいんだったら、これから先の全ての試合にスカウトが来ていると思って、全試合で全力でプレーした方がいいよ。

と伝えておきました。

その後、妻が小5チームのセレクション情報を見つけて息子に話してみたところ、

そのチームの「セレクションを受けたい」と言い出したそうです。

セレクションを受ける理由

息子いわく、このタイミングでセレクションを受けたいと思った理由は2つあるそうです。

息子がセレクションを受けたいと思った理由
  • そのチームに入りたい
  • セレクションを経験しておきたい

一つ目の理由は当たり前ですが、二つ目の理由には少し驚きました。

確かに経験値として受けることは一理あるように思いました。

受験勉強でもどういう問題が出るか分からなかったら対応のしようがないですもんね。

とはいえ、やっぱりいまの息子のレベルでは
「無謀かな」
「自信無くすんじゃないかな」

と思ってしまい、父親としては複雑な心境でした。

そこで息子がお世話になっているフットサルスクールの指導者に相談することに。

信頼できる指導者への相談

フットサルスクール後に信頼を置ける指導者に「息子のセレクション」について相談してみました。

セレクションを受けたいと言っているけど、今のレベルではさすがに難しいんじゃないか。自信を無くすだけなんじゃないか。

と心配事を伝えたところ、

その指導者の回答は、

受かっても落ちても、良い経験になるのは間違いない!最近の息子さんの取り組み姿勢も目に見えて変わってきてるし、良いことだと思う。

とのご意見でした。

確かに、合格しても落ちたとしても息子にとってはプラスになるはず!

親目線の勝手な心配によって、危うく息子の経験値を奪い取るところでした。

息子の変化

セレクション申込後に、息子の行動が目に見えて変わりました。

「一緒に練習しよう」と私(父親)を誘い出す日が続き、フットサルスクールの日も早く会場まで行って自主練をするようになりました。

やっぱり目標が明確になると行動も変わるんだなーと再確認。

しかも、
全て自分で決断したことだから、なおさら強い気持ちがあるんだろうと思う。

きっと、親の強制でセレクションを受けても、こんなに主体的・前向きに行動することはなかったと思います。

息子に伝えたこと

セレクション前に息子に伝えたことがあります。

セレクション前の息子に伝えたこと
  • クラブチームには理念がある
  • そのクラブ理念をプレーや行動で体現できたら、きっと素晴らしい評価となる
  • 上手い下手だけが評価軸ではない
  • セレクション会場に入った瞬間から、行動の全てを評価されると思った方が良い

クラブチームには理念を掲げているチームがほとんどです。その理念は必ずしもプレー面に限られません。

  • 挨拶ができるのか
  • 子供が親に頼りっきりになっていないか
  • チームのために行動できる人間か

プレー以外にも見られているところは多いと思っています。

息子の振る舞いだけでなく、親の振る舞いも同様に評価されていると考えた方が良いと思い、妻にも言動や行動に気をつけるように言いました。

  • 親が過保護に子供の面倒を見ていないか
  • 言葉遣いや態度が悪くないか

過保護・過干渉、人間性など、日頃から気をつけなければいけませんね。

まとめ

この記事では以下の4点について記載しました。

  • セレクションを受けるまでのキッカケ
  • 小4でセレクションを受ける理由
  • 息子の変化
  • 息子に伝えたこと

ポイントは、

  • 目標が明確になると行動が変わる
  • 自分で決めたことへのやる気は凄まじい
  • 親の勝手な心配で、経験を奪わないこと
  • クラブ理念をプレーと振る舞いで体現する

セレクション当日やその後の話はまた別記事で記載しようと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元フットサル選手の父
スポ少チームで万年補欠だった小5息子が「プロになりたい」と言う。小4冬に高圧的指導・長時間練習に耐えきれなくなりチームを退団。小5春から新しいチームで再出発

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次