小4夏休みの目標「リフティング100回」に向けて、毎日欠かさず自主練をしていた息子。
毎日練習を続けているものの、最高69回から回数が全然増えないらしい。
ある日、一緒に公園に行って息子のリフティングを観察してました。
そこで気づいたほんの些細なこと
リフティングが増えない原因とアドバイスの仕方について自身の経験の記事です。
お子さんの成長のために参考になれば幸いです。
小2息子がリフティングができないのに練習しようとしないことに対して、夫婦で意見が割れて何回も話し合った時の記事はこちら↓
回数が増えない理由
久しぶりに息子のリフティングを見ていると、「この2年間で本当に上手になったな〜」と感心しました。
ボールの中心を上手く捉えているし、ボールも真上に上がっているし、やり方が特に悪いというわけではない。
このまま続けていればいつか目標達成できるはずなんだけど、なかなか最高記録が出ない。
観察し続けていると、ある些細なことに気づきました。
私が気付いたのは場所に関すること。
なぜ、そんなやりづらいところで
練習してるの?
という本当に些細なことです。
どのような状況だったかというと、
失敗してボールを落とした場所からすぐにリフティングを再開するから、公園の遊具に近すぎたり、砂や石ころが多いところで練習しちゃってる。
リフティングをまだ続けられそうなのに遊具にぶつかって失敗したり、砂で足を取られて失敗したりを繰り返している。
何でそんなやりづらいところで練習してるんだろう
自分で気づいてほしいなー!
と内心では思うものの、一向に気づかないようだったので、どのようにアドバイスするか考えました。
どうやって気づかせるか?
我が家の教育方針
我が家の教育方針として
- できないことを怒らない、否定しない
- 答えを教えず自身で考えさせる
ということを日頃から意識しています。
なぜなら、自分自身で課題を発見し、解決できるようになってほしいからです。
子どもが成長していくにつれ親の目が届かないところに行ってしまうので、我が子には自分自身で物事の判断して課題を解決できるようになってほしいんです。
そして、自分自身で考えるために大事なことは「心理的安全性」と「自己肯定感」だと思っています。
もし「お前バカか?そんなやりづらいところで練習する奴がいるか?」と怒鳴り口調で伝えれば、恐怖心から思考停止に陥ります。
思考停止に陥れば、自分で課題を発見することはできません。
また、否定され続ければ、自己肯定感が下がり、チャレンジできない、すぐに諦めらるめ大人になる恐れがあります。
とはいえ、私も息子の練習を見ているモヤモヤすることが多いんですけどね。
「遊具から離れて地面が平らでやりやすいところで練習した方がいいよ!」と答えを教えたくなることもあります。
そんな時はグッと我慢!
自分で課題に気づけるように伝え方を考えます。
どのようにアドバイスしたか?
話をもとに戻しましょう。
リフティングがしづらい周りの環境に気づかずに練習を続けている息子にどのようにアドバイスしたか?
質問形式で誘導していきました。
なかなか最高記録が増えない理由は何かある?
わかんない
じゃあ質問ね。
狭い場所と広い場所、どっちが練習しやすい?
広い場所!
もう一つ!
デコボコの場所と平らな場所、どっちが練習しやすい?
平らな場所!
じゃあ、今まで自分はどういうところで練習してた?
あっ!💡
ここから練習を再開して、この日のうちに最高記録を69回から75回に更新することができました。
まとめ
リフティングは回数という定量的な結果により、他の子と比較しやすいので、サッカー上達のモノサシにされやすいです。
我が子にもつい口出ししたくなるでしょう。
でもいますぐリフティングをできなければならない理由はありません。
練習していればいつかみんな100回はできるようになります。それが早かったか遅かったかの違いだけでサッカー選手としての優劣にはつながりません。
リフティングを早く上達させることよりも、物事の考え方を経験させながら伝えることの方が重要な気がしています。
我が家はそんな感じでこれからも我が子をサポートしていこうと思います。
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