TVゲームに熱中してサッカーの練習が疎かになった息子に伝えたこと

サッカー少年団で万年補欠だった息子は、
一丁前に「プロになる!」「日本代表になる!」と言う

そんな息子は、小4の2月末で高圧的指導と長時間練習に嫌気がさしてサッカー少年団を退団。

明るい未来に向かうための決断をして、いま無所属で新しいチームを探している状況。

今日は体験参加する予定もなく、1日フリーな日曜日

所用により外出する私に対して、
「帰ってきたら一緒に自主練しよっ!」と息子が言った

息子のやる気に応えるために少しでも長く練習に付き合ってあげたいと思い、
急いで帰宅するもののしばらくTVゲームをしている

何も言わずに待っていてもなかなか終わらない…
30分は待っただろうか…
あと1時間30分ほどで日が暮れてしまう。

さすがに待てなくなって聞いてみた。

今日O公園で練習する?

H公園でいいんじゃない?

ゲームをしながら答える息子

私が提案したO公園は、
車で10分ほど離れているものの、広々した芝生の公園で自主練するにはうってつけの場所だった。

一方、息子が提案したH公園は、
家から歩いて行けるけど、狭いうえに石がゴロゴロ転がっていてサッカーには不向きな公園だった。

無所属で時間が有り余っていて、せっかく天気が良い日曜日に、プロを目指すと言う息子があんなひどい公園で何の練習をしようとしていたのか?

TVゲームに熱中しすぎて、自分が大事にしていることが疎かになり、ラクな方、面倒でない方に流されてしまっていないか?

チーム退団時の決断や想いはどこに行ってしまったのか?

プロを目指すと言う心意気は偽物だったのか?

なんだか色々と重なりすぎて、幻滅しちゃって、気が抜けちゃいました。

目次

息子に伝えたこと

お父さんはTVゲームをしても良いと思ってるよ。

友達と遊ぶ時間も大事だし、息抜きする時間は必要だと思ってる。

でも、TVゲームに熱中しすぎて大事にしていることが後回しにされていないか?

楽しくてラクな方に流されてしまっていないか?

面倒くさいやるべきことを避けていないか?

お父さんには、キミが大事なことを後回しして、楽しくてラクな方に流されているように見えるよ。

それでもお父さんはTVゲームを禁止しない。

お父さんから「ゲーム禁止」と言われた方がラクだと思うけど、そこは自分で管理できるようになりなさい!

サッカー選手を目指すなら、すでにプロになったつもりで自分で考えて行動しなさい!

今日はもうお父さんは一緒に練習しないから、公園行くなら1人で行ってきな!

ふてくされた父を横目に息子が一人で自主練に出かけました。

自主練から帰宅後の様子

自主練に出かけて1時間後くらいに息子が帰宅。
帰宅後しばらく妹としか会話しない。

たぶん親の機嫌を伺っているのだろう。

実は、毎週日曜日は、日課となっていた走りのトレーニングの日だった。

足のスピードが遅く、強いキックも蹴れない息子のために、股関節周りのトレーニングをして、最後に坂道ダッシュを4本ほど実施するのが日曜日の日課だった。

ちなみに、まだ身体が小さいので負荷を抑えるために回数は少なめに、次の日が休みの日曜日に行うことにしています。

公園から帰ってきて妹にしか話さない息子は、
きっと私から声をかけられるのを待っているのだろう

そう思いつつも待ってみる。

10分くらい待ったところで

お父さん、坂道ダッシュしよう!

と息子から明るい声で話かけてきた。

よしっ!やろうか!

本当はまだ機嫌がなおってなくて、そんな気分じゃなかったんだけど、

きっと息子は勇気を振り絞って健気な声でお父さんに話かけたんだろうなー
と思い、お父さんも切り替えて兄妹とトレーニングしました。

いつまでも不機嫌じゃ子供たちが可哀想だからね!

ありがたい妻のフォロー

この日の夜、寝る前に妻が息子にフォローしてくれて大変ありがたかった

お父さんどうだった?

めっちゃ怖かった!

怖かったけど、勇気振り絞って声かけたんでしょ?頑張ったね!

きっと息子の心は妻の言葉に救われたに違いない!

ちなみに、

我が家は子供に叱る時に絶対に守らなければいけないルールがある。

そのルールは、

決して両親二人で子供を叱らないこと!
片親は子供に寄り添ってあげること!

どんな時もこのルールだけは守っている。

今回も妻も息子に思うところはあったに違いないけど、私が息子を叱っていたので妻はフォロー役に徹してくれたんだと思います。

感謝!

父の叱責も母の優しさも、全てが息子への愛情だったということがいつか分かるかな。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元フットサル選手の父
スポ少チームで万年補欠だった小5息子が「プロになりたい」と言う。小4冬に高圧的指導・長時間練習に耐えきれなくなりチームを退団。小5春から新しいチームで再出発

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次