圧勝試合でも出場できなかった補欠の息子の「帰宅後の第一声」に涙【小3】

小3の息子が所属するサッカー少年団は、高圧的な指導と長時間練習、試合では勝利至上主義といったブラックなチームだ。

ある日の試合、補欠の息子は試合に出場できませんでしたが、息子の帰宅後の第一声が泣けるものでした。

親も悶々とする中で息子の一言に救われた気がします。

この記事では、

  • 圧勝でも出場できなかった補欠の息子
  • 息子の帰宅後の第一声で泣いた話

を紹介します。

目次

圧勝でも出場できない補欠組

小3の息子、先日の公式戦の2連戦でずっとベンチに座っていました。

1試合目は前半で7-0、後半も得点を重ね14-0の圧勝でした。

しかし、ベンチにいた息子を含めた4人は、この試合に出してもらえませんでした。

同日1時間後の次の試合も、1試合目と同じメンバー。

5-0の圧勝だけど選手交代はなし。

この日に行われた公式戦の2連戦で、ベンチ組の4人は1分も試合に出場させてもらえてませんでした。

得失点を争うような状況でもないのに、圧勝した試合で出場すら許されなかったのです。

帰宅後の第一声

最近、休日も1日中活動があって、身も心も疲れ果てた様子だった息子。

どんな顔をして帰ってくるかなー
帰ってきたらきっとNintendo Switch
やるんだろうなー

と思って待っていたところ、

予想に反して、満面の笑みで帰宅して、

第一声がこれでした。

息子の前向きで健気な姿に、思わずウルっと涙が出てきました。

疲れ果てた身体と心を癒すために、ゲーム遊びや友達と遊んでリフレッシュしたかっただろうに…。

どんな想いだったのだろうか。

きっと息子なりに悔しかったんだろう。
練習しなきゃいけないと思ったんだろう。

公園でのサッカー

帰宅後に昼食をとって、宿題を終わらせ、14:30くらいに近くの公園へ。

チームメイトとも約束していたようで、子供4人と大人4人で、楽しくボールを蹴ってきました。

PK対決して、最後は「大人 vs 子供」の試合をしました。

もうプレー面のアドバイスは何もしませんでしたよ。とにかく楽しく蹴れればいいと思ったので。

悔しい想いをして帰ってきたのに、家族にまた何か言われたら、子供の心を休める場所が無くなってしまうなーと。

楽しくボールを蹴れる空間

息子にはこれが何より必要だったのだと思います。

息子に感心したこと

嫌なことや納得できないことがあった時に、他人(指導者)のせいにしたり、ふてくされたり、物にあたったりする人もいます。

試合に出場できない理由を他人のせいにして、文句ばかりいう選手、大人でもいますよね。

監督の見る目がないんだ!
オレが出れば活躍するのに!

そういう選手は、いつも主観的にしか物事の判断ができずに、監督の求めることや自身の能力に目を向けようとしません。

社会人でも同じことが言えます。

「この商品は絶対に売れる!」と思って商品化しても、それを良いものかどうかを判断するのは世間ですよね。

開発者自身の評価なんてどうでもいいんです。

そういった自分勝手な人間がいる一方で、息子は文句の一つも言わずに「自分がやるべきこと」に集中することができていました。

誰のせいにするわけでもなく、ゲームや遊びの時間を削ってまで練習することを選びました。

大人でもなかなかできることではありません。

そんな息子の姿を見てとても感動しました。

息子のプレーを親目線で見ても、正直なところ現段階ではスタメンに選ばれるのは難しいと思っています。

でも息子の人間性からは、今後の大きな成長を期待させてくれます。

今後息子がサッカー選手としてどこまで上達するか分かりませんが、きっと何かを成し遂げてくれるんじゃないか。

息子の取組みの姿勢から明るい未来を想像することができました。

まとめ

勝利至上主義には反対です。

100歩譲って、勝利至上主義だったとしても、圧勝する試合くらい出場させるべきだと思います。

そんなチームへのストレスは増大するばかりですが、その中でも息子は前向きに頑張っている。

だから応援するしかない。

息子を含めた補欠組だった4人が、いつかスタメンで活躍する場面を見てみたい!

いつまでも応援してる!

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この記事を書いた人

元フットサル選手の父
スポ少チームで万年補欠だった小5息子が「プロになりたい」と言う。小4冬に高圧的指導・長時間練習に耐えきれなくなりチームを退団。小5春から新しいチームで再出発

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