おとなしく気が小さい息子の意外な負けん気。夏休みに書いた目標【小4】

サッカーグラウンドの中でもマイペースな息子。

相手に抜かれても、ボールを奪われても悔しそうに見えない。

試合に出場できなくても、淡々とやるべきことをやっている。

負けず嫌いな一面を見たことはほとんどない。

そんな息子が小4夏休みの目標に書いていた「意外な欲望」を紹介します。

小学生低学年くらいの「我が子のやる気」に対して不満や不安がある方の参考になれば嬉しいです。

目次

小4夏休みの目標

小4夏休み前に書いた息子の目標はこちらです↓

夏休みの目標
  • リフティング100回
  • スタメンになりたい

リフティングは小3夏から急にやる気を出して、どんどん上達している最中だったので驚きはありませんでした。

参考ですが「上達しないのにリフティングしない息子に夫婦で悩んだ日々の記録」はこちら↓

びっくりしたのは、二つ目の目標スタメンになりたい!について。

どうやら補欠組で甘んじているわけではなかったらしい。

幼稚園年長からサッカーを始め、小2くらいまでは、試合の中で一度もボールに触らなかったこともあった息子。

ボールが転がってきてもスルーするし、相手がドリブルしてきても併走するだけでボールを奪おうとしない。

負けることに対してネガティブな感情を見せてこなかった息子が「スタメンになりたい!」と思っていたなんて。

正直、びっくりしました!

自己と他者を認識する

自己を理解するために「他者」がヒントになることがあるらしい。

自分と友達を比較することによって、自分が何者かを知る、自分の能力を評価する、そんなことができるようになるようだ。

そういえば、リフティングに熱が入り出した時も友達の存在があった。

リフティングがなかなか上達しない息子が「〇〇くんはもう100回できるのに(泣)」と言って泣いていたらしい。

友達と自分を比較して練習しなきゃと思ったのだろう。

話が少しそれるが、その時の妻が息子に伝えた言葉は素晴らしかった。

〇〇くんだって、たくさん練習してできるようになったんじゃないの?

結果ばかりにフォーカスする息子に「過程の重要性」を伝え、さらに「頑張っているのはキミだけじゃないよ」と遠回しに伝えてくれた。

妻の言葉のおかげでやる気が継続できたんだと思っている。

話を戻すと、自己の認識には他者が重要だということ。

まだ幼い頃は自己と他者の比較ができずに、自分の評価が正しく行われていないのだろう。

だから、悔しがることも少ないんだと思う。

もしそうであれば、やる気や負けん気が見られない子供のプレーにイライラしてもしょうがない。

なぜなら、精神的な成長を待つしかないからだ。

他者比較の注意点

自己と他者の比較について注意点がある。

「我が子を他の子と比較しない!」ということだ。

自己と他者を比べるのはあくまで子供自身であって、親が我が子と他者を比較してはいけないらしい。

なぜなら「自己肯定感が下がるから」だ。

あの子にはできるけど、僕にはできない。僕はダメな子なんだ。

そんな思考になってしまうようだ。

もし自己肯定感が低い大人になれば、「自分にはできない」という思考に取り憑かれ、積極的に行動することができなくなってしまう。

だから子供の自己肯定感を傷つける言動には細心の注意を払わなければならない。

そもそもいつも親から「〇〇くんはできてるよ!」なんて言われたらウザすぎる!

まとめ

我が子の負けん気を小4夏にして少しだけ見ることができました。

小学低学年のときは見ててモヤモヤすることが多かったですが、最近やっと相手とぶつかり合ってボールを奪いに行けるようにもなってきました。

きっと精神的な成長によるものなのでしょう。

もし我が子が「ボールに関わろうとしない」「ボールを奪いに行こうとしない」ことがあっても大丈夫!

そのうち勝手に成長していくのだと思います!

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この記事を書いた人

元フットサル選手の父
スポ少チームで万年補欠だった小5息子が「プロになりたい」と言う。小4冬に高圧的指導・長時間練習に耐えきれなくなりチームを退団。小5春から新しいチームで再出発

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